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平気な振りをしつつ実は引き摺っていたのかもしれない。
それから2年も経って、ようやく『出会いがほしい、そして恋をしたい』と思えるようになった。
その為には好きな人を引かせてしまう『処女』という足枷を外したいと思った。
それで社内一のイケメンであり口の堅い遊び人である彼・永井祥に、綺麗に遊んでもらえたらと近付き、
まあ、すったもんだの末に、
『俺と、付き合ってください』
と告白してくれたんだ。
その時のことを思い出してはカーッと顔が熱くなる。
ああ、もう。
ドキドキが止まらない。
顔から火が出て、頭から湯気が出そうになる。
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