番外編 二人のクリスマス

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「―――なんてな。 お前も腹減ってるだろうから、まずメシ喰うか」 とイタズラな笑みを浮かべた彼に、切ないような気分になった。 「―――いや、です」 「えっ?」 「そんな、激しいキスして煽ったんですから……せ、責任取ってください」 頬が発火するように熱く感じる中、恥ずかしさに俯きながらそう告げると、 彼は少しの間押し黙り、更に恥ずかしさが募った。 「ご、ごめんなさい、私ッたら」 そう言って上体を起こそうとした瞬間、強く抱きしめられ、少し強引にキスをされた。
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