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「やっぱり、笑美の職場は厳しいよ。
だけど、その分いろいろと勉強できるし、しっかりとした保育をしてるのかもしれないけどね・・・。」
チョコレートパフェのウエハースを咥えながら思わず頭を振る。
たしかにうちの職場は厳しい。
だけど、勉強になるかどうかはそれに比例しないもの。
「そんな事ないよ。
初めての事やわからない事も、誰も教えようとはしてくれない。
見て覚えろって言うけど、そんなの限界があるじゃん?」
そう言った後に溜め息を吐いた私に、夏香は優しく労いの言葉を掛けてくれる。
「まあまあ。
それでも、お互い夢を叶える事ができたんだしさ。
これからも相談しながら頑張っていこうよ。」
夏香はそういいながら、もう氷の解けきっているお冷を一口飲んだ。
そして私を元気付けるかのように、ニッコリと微笑んで見せる。
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