第2話

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 自分で文章書いて、出版はしない。  それではなんら意味がないと思います。  出版することによって、知らない誰かが本を読んでくれるかもしれません。コメントとしてエールを送ってくれるかもしれません・・・  知らない誰かに中傷されるかもしれません。  それは無視してください。  いじめに耐えているあなたは、きっとそれを無視できるほど強いはずです。  そう信じています。  自分のブログや自分のコミュニティの掲示板等ではいけません。  あなたが誰かわかってしまうから。  文章の書き方としては「僕は(私は)今日もこんなふうにいじめられました・・・」ではよくありません。物事を客観的にとらえて表現した方がよいと思います。  例えば、そのいじめが学校内で行われているとしたらその教室に存在していないけど存在している誰かでもよい。いわゆる傍観者の立場からの視点である。  あなたがいつも座っている椅子でもよい。あなたのお家で飼っている犬でもよい。猫でもよい。いつも天井や空から眺めている何かでもよい・・・  実名や実際の場所をわからないようにしたほうがよい。  なぜなら、あなたはその本を書いているのがおそらく自分と悟られたくないから・・・  あなたがいじめを受けている場合 どうしたらいいでしょう?  いろいろできるかもしれない。何もできないかもしれない。  だけど我慢してください。  だけど我慢だけでもだめです。行動もしてください。  どうしても我慢できない場合は親に「転校したい」と言ってください。  他の何も言わなくても親はその一言ですべてが理解できるはずです。  「転校」というのは逃げることではありません。環境を変えることです。  あなたがいじめられているのは、あなたがわるいから?  決してそうではありません。あなたはまったく悪くありません。  できあがってしまった環境に何かのきっかけでいじめが起こってしまいました。  「転校」という環境が変わることによって何かが変わるはずです。  いじめを受ける前の元の自分に戻るための転校です。
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