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体の奥で感じ、目からボロボロ涙を流しながら、心の中ではこの不条理な状況を恨んでいた。
「…呼んでよ。いつまでも他人行儀でちょっと辛いんだ。」
そんなとき、ふとそう言ったコイツの顔は、照明を背負って見えづらかったが。
…不安そうな顔すんなよ。
恥ずかしいってのは嘘じゃない。
好きなことを意識しすぎて、本当に恥ずかしい。
それに、名前を呼ばないのはちょっと拗ねておねだりする姿をみたいから。
俺も気持ちいいし、好きな奴となら嬉しい。
でも、俺ばっかり恥ずかしい格好で、女みたいに喘ぐから仕返しをしたいと思ったのだ。
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