第1話

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爽)「せっかくだし、いただいたら?」 夢華)「でも・・・」 爽)「今度、来させてもらったときに何か買わせてもらえばいいんじゃないかな?」 夢華)「そうだね・・・では、遠慮なく」 店員)「はい。またのお越しをお待ちしております」 私は、簪をもらい爽くんとマンションへと向かった 爽)「夢華ちゃん。花道の腕前、スゴいんだね」 夢華)「そんなことないよ」 爽)「謙遜しなくていいよ」 褒められると照れるな マンションに着くと、まだ何も置いてなくガランとしていた 爽)「ここに置いておこうか」 夢華)「うん」 爽)「明日、荷物とか運んで来ればいいしね」 夢華)「片付けは、ゆっくりやればいいからね」 爽)「そうだね」 夢華)「というか・・・今さらだけど、いつのまにマンションを買ったんだろう」 爽)「前々から用意していたみたいだよ」 夢華)「じじバカだよね」 爽)「お互い苦労するね」
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