吉田×斎藤

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ハジメの世話をしだして 数ヵ月が過ぎた。 暑い盛りで夜も寝苦しく、ハジメはうなされることが多くなった。 「…ぅ……はあっ…ぅぅ…っ!」 「…ハジメ?大丈夫だよ。 僕はここに居る」 暑い中でも抱き締める。 そうするとハジメは落ち着くようだ… 翌朝、ハジメを眺めているとハジメが目を覚ました。 頬にかかった髪をはらってあげる… 「綺麗だね…ハジメは…」 「…ぁ……ぅ」 「ありがとう。ハジメ。 会話しようとしてくれたんだね♪」 「さあ…食事にしよう♪」 少しは感情が戻ったのかな? それとも偶然?…
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