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今夜も簡単にいかされてしまった…
さすが副長。
「斎藤…おいしいぜ…
今度は俺の番だな」
副長は息のあがっている俺に口付けながら俺の蕾に指を入れる。
「…つっ!」
まだ挿入には慣れていないゆえ痛みが伴う。
「力を抜け。俺に呼吸を合わせろ」
俺が痛くならないように副長が気を使ってくださる。
少しずつ副長が入ってくる。
「…ぁあっ…!ぁぁあぁぁぁっ…!」
「力むな」
俺の頭を撫でながら副長は優しく動いている。
「ふ…くちょ…う…
俺は大丈夫です。
初めてではないゆえ…
ぞ…存分に俺を堪能してくださいませ…っ
…ふぁっ…っ…ぁん…」
「斎藤…っ…斎藤っ…
愛している…!おまえだけだ…!
愛しているっ…」
副長も俺の中で白濁を散らしたようだ。
俺は幸せだ。
愛しい平助と心が通わなくても、副長が側にいてくださる。
こんな俺を愛していると言ってくださる。
情事の後に血がにじもうが、痛みがなかなか薄れなくても、俺は幸せなのだと実感している。
鬼の副長と恐れられている土方副長。
俺には優しすぎて、このまま平助と結ばれなくても構わないとさえ思ってしまう。
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