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「もう…一生僕の前から居なくならないでね…ハジメ君…」
「もちろんだ。長い隊務も終わった。
総司。お前の傍を離れない」
お互いの温もりを確認するかのように抱き合い…
離れていた時を埋めるように口付けを交わす。
そのまま安心して手を繋ぎ眠りに落ちる。
舌先が総司と触れるか触れないかのあたりで止まる。
もう離れない。
離さない。離してなるものか。
翌朝、目が覚めると目の前には総司の美しい顔があった。
この綺麗な顔は俺のものだ。
毎朝こうして見たいものだ。
「う…ん……
ハジメ君?おは…よう」
目を擦りながら目覚めた総司。
「おはよう。総司」
自然に唇に口付ける。
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