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「土方さんが許すわけないよ。
だって今はハジメ君が一番の凄腕なんだよ?」
「そんなことはない。
一番は総司、お前であろう?
俺は、副長のお側で一生剣を振るい続けるつもりであった。
何があっても副長に付いて行くつもりであった。
…しかし、総司の方が大事なのだ。
いつの間にか、副長に対する忠誠心よりも、お前に対する気持ちの方が勝っていた」
一息付いて断言した
「だから…
共に行こう…!」
「できない!できないよ!
ハジメ君の気持ちはものすごく嬉しいよ…
…でも…駄目だよ…」
「案ずるな。俺が側に居たいのだ。
…側に居るのが嫌だというのではあるまいな…?」
「嫌じゃない!
嫌なわけない!
…ただ…そんな夢のようなこと…」
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