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「…ただいま。総司。
いい子にしていたか?
土産がある。食べるであろう?」
「お帰り。ハジメ君。
あまり食欲ないな…」
「俺が…食べさせてやるゆえ
少しでいいから食べろ…」
総司を膝の上に抱き抱え、俺は団子を口にした。
少し噛み砕き総司に口付ける。
ほんの少しだけ総司の口へ移すと目元を染め美味しそうに食べている。
「…ありがとう。ハジメ君。美味しいよ…」
「もう少し食べろ…」
夜は更けていく…
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