62人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日から、行く先々で俺の元に栄太郎が現れる。
一人で勝手に話しかけては居なくなる。
不思議な奴だ。
俺のことを元新選組の三番隊組長だとも知っていた。
奴自身のことも言っていた。
長州の人間だと…
だが、池田屋事件で藩に裏切られ死んだことにしたらしい。
色々なことを一方的に言う感じは総司と少しだけ似ている…
…だから何だというのだ。
今の俺には、長州であろうが無かろうが関係ない。
総司と似ていても関係ない。
最初のコメントを投稿しよう!