沖田×斎藤

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翌日から、行く先々で俺の元に栄太郎が現れる。 一人で勝手に話しかけては居なくなる。 不思議な奴だ。 俺のことを元新選組の三番隊組長だとも知っていた。 奴自身のことも言っていた。 長州の人間だと… だが、池田屋事件で藩に裏切られ死んだことにしたらしい。 色々なことを一方的に言う感じは総司と少しだけ似ている… …だから何だというのだ。 今の俺には、長州であろうが無かろうが関係ない。 総司と似ていても関係ない。
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