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日が昇ってー日が沈んでー月が昇ってーまた沈んでいく。
あぁなんて無意味な時間なのだろうか?
ただただぐるっぐるぐるっぐる、目が回って吐き気がする。
何の変哲もないこの星の一日はこの広い宇宙からしたらただの刹那にもならない。
朝起きてー学校へ行ってー家へ帰ってー眠りに着いてーまた朝が来る。
一日がリピートされているかにも感じる。いや、されてるのかもしれない。
変化が欲しかった、革命?進化?絶望?歓喜? 何でもよかった。
些細な変化でもよかった、どうせなら死んでしまうぐらいの事でもよかった。
ただ 余りに唐突に「変化」ってやつはやってきた。
変化?破壊?絶滅?消滅? なんて言い表せばいいのかな?
この世で一番悲しい事って何? 戦争?無力?未練?死?
全部違うと思った。死ぬ恐怖を忘れるほどの、言葉に出来ない悲しみ。
僕が経験した3ヶ月とちょっとの最も長い数十分のお話。
まぁ楽しんでくれれば幸いだよ。
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