それぞれの道

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苦しそうなユライトだが実は彼の体はネイザイとの融合体であるために変化しやすく、ユライトを維持する限界が来ていたのだ。 ユライト『でも、死ぬとかじゃありませんから安心してください。』 そうい言うとみるみるうちに、剣士の腕の中でネイザイに変化する。 ハバルン『そうだったのか・・・あの時ユライトに埋め込んだのはネイザイ、お前だったのか・・・ぐぁ・・・』 最後の力で立ち上がり語るババルン。そのまま後ろに倒れ公園の手すり越しに落下し地面に黒い塊だけを残した。 ネイザイは剣士に事の真相を語り全ては落着と思われた。 しかし、剣士を取り巻く関係者による剣士の所有権争いが始まった。 更に聖地奪還に協力した学園と生徒会からの剣士との結婚権請求までされる始末。 モルガ『じぁ、剣士殿との結婚は早いもの勝ちよ。よーいどーん!』 一斉に剣士に向かって駆け出す関係者、女性・女性・女性。 アウラ『剣士っ!シュリフォンに戻って私と式を!』 ワウ『新型の機工人のテストがしたいんだけど!』 マリア『ユキネ!絶対剣士さんを奪うのよ!』 ユキネ『はいっ!』 メザイア『剣士ちゃーん、お姉さんがいいこと教えてあげるザーマスぅ!』 フローラ『ほーっほっほっほっほっ・・!』 キャイア『ほんと・・問題ばかり起こすんだから・・・』 ラシャラ『こらぁ!剣士は我のじゃぞ!!』 剣士『うぇ・・・ごめんねー!』 みんなが剣士にたどり着こうとした時、聖地での追っかけっこのように剣士は森に逃げ込んだ。 女生徒『逃げた!』 モルガ『追うのよ!!』 一斉に方向を変え森へ追いかけ始める一同・・・・ 大団円・・?
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