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鷲羽『ええー!どういうこと?故障!?』
レイア『こまりましたわねえ。』
☆故障なら修理すれば・・・
鷲羽『それがねえ・・修理するには向こうに行かないと・・・。』
☆剣士くんのところへ行けるんですか?
鷲羽『ああ、あしたの明け方ならたぶん。ただ時間軸が多少は前後しちゃうんだけど。』
レイア『・・・剣士。』
レイアの表情がこれまでとは違い不安と苦悩の入り混じったものに見えた。
☆じゃあ、俺が行きます。
鷲羽『順三!』
レイア『順三さん!解っているのですか?行けば帰る方法はないんですよ?』
☆えっ・・・(帰れないんだ・・・)
衝撃的な事実に思わず言葉がつまってしまった。
☆(でも・・剣士くんも帰れないんだし、レイアさんのあんな顔見ちゃったし・・)
☆剣士くんに会えるんなら帰れなくても・・会いに行きます。
鷲羽『・・・・・・。』
レイア『・・・・・・。』
☆(やっちゃった・・・カナ・・・・(汗)
そしてあわただしく俺が異世界に旅立つ準備がはじまった。
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