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本家の別室。
「大奥様。ご気分は如何でしょうか?」
「あー省三か?入ってよろしい。」
生田省三は大奥様の部屋に入り床の横に座る。
「どんなだった。私の息子たちは?」
「はい、そう思いまして、ビデオ録ってありますので、今お見せします。」
生田省三は付き人に命じて、ビデオ録りのモニターなどをセットする。
大奥様は床から起き上がりビデオを見る。
三人が映ると省三が一人づつ大奥様に紹介していた。
「三人目は女の子か?」
「いぇ、男子でございます。」
「今の若い者は私には理解できない。」
「はい、そう思います。」
「横に居る。生田人形たちは息子に上手く教育できるものだろうか?」
「それは大丈夫だと思います。牡丹がしっかりと教育していた生田人形たちですから、心配無いようです。」
「そうか、牡丹なら安心して任せられる。」
***
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