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「君の余命はもって残り2年だ」
突然医者に言われた言葉、
俺の心には重くのしかかった
「治る見込みはないの?」
震える声ではっした言葉
「すまない、今はない」
医者の辛そうな声、
「ハハッ、そっか、ないんだ
うん。分かった」
辛い、まだオレは生きたかったな、
なんで
なんでオレなの?
「でもね、
オレ残りの人生を病院で過ごしたくない
我が儘って分かってるけど
これだけは許して
ギリギリまでオレはオレがしたいことをしたい」
「分かった、
だけど、無理はしないでくれ」
「分かった
ありがとう先生」
それだけ言うとオレは部屋を出ていった
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