949人が本棚に入れています
本棚に追加
体育委員の声もありみんなは無事に次の授業に間に合った
みんながストレッチをするなか俺は1人グラウンドの隅にある大きな木の下にベンチを持ってきてもらって座っていた
芥「久々の登校1時間目から体育とか
俺なんもすることねぇーじゃん!つら!」
ひとりぼそぼろ言ってる姿は変人だろうな
「羽柴芥」
突然フルネームで呼ばれ振り向くとそこには男がたっていた
まぁここ男子校だし女いたら怖いよな
芥「えーっとどちら様?」
なんか見たことあるような
ないような
よくわからない人がたっていた
「お前オレの事知らねぇのか?」
芥「知ってたとしても忘れた
だから名前教えて?」
そう言うと少し驚いた顔をして男は綺麗に笑った
「お前面白そうだな
オレの名前は東麻叶思い出したか?」
芥「………あっ
あぁぁあああぁぁああ!!!!!!
せ、生徒会長!?」
叶「おー。正解よく思い出したな
褒美に飴やるぞ」
芥「わーいやったーー
っておいっ!
なんでやねん!なんで俺様何様生徒会長様様が飴ちゃんもっとんねん!キャラ崩壊乙です!甘党ですか?!持ってる飴ちゃんはいちごミルクですか?!かわいいですね?!誰得?!え?それ誰得?!」
久々に大声でツッコんだせいで多少息が上がった
叶「俺の持ってる飴がいちごミルクってわかるなんてお前すごいな
やっぱおもしれぇわ」
芥「で、なにしにきたんですか?」
気を取直して本題に
これ以上何か言ったら俺は会長に何をするか分らない
俺様どこや 俺様どこや 俺様どこや
叶「あー
新勧の後お前1回も学校来てねぇし景品も何もやれてねぇからこれからやろうと思ってな
とりあえず生徒会室行くぞ」
芥「いや、でも今授業中………」
叶「どうせ暇なんだろ
械楽の許可は得ている」
芥「械楽てぃーちゃーなんも言ってなかったのに」
叶「まぁいくぞ」
会長が械楽てぃーちゃーのこと呼び捨てにしてたのがすごい気になる
けど聞けないぜ
つらいぜ
最初のコメントを投稿しよう!