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俺は死んで神様とやらに出会った。
「飲み込みが早くて助かるよ。君には転生してもらわなければならない。その上でこの日記帳を、渡そう。この帳と筆、それを収納する道具。なるべく記入してくださいね。僕への質問でもいいよ。なんらかの形で答えてあげる」
「その、転生というのは死んだ人が必ず受けているものでしょうか」
「君の場合は急遽決まった事なんだ。申し訳無いのだけれども、これは決定事項でね。剣と魔法のファンタジーな世界で第二の人生を送りなさい。容姿は若い頃に戻しておきます。さぁ、行くのです。ここからは貴方(貴女)次第ですよ」
「え、と最後の言葉の意味は……」
「さあ、なんのことでしょうか」
そして、神様が俺の額に人差し指を当てると気付けば見知らぬ世界の空にいた。
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