淑女とおしゃべり（第二話 バージン）

≪第二話 バージン≫ ２０歳 女子大生

　ツーショット電話でのおしゃべり

こんにちは。ともこです。２３歳のＯＬです。
この電話でお話するの、今日で二回目なんです。
このツーショットは、友達に誘われて始めました。
大人の男性と話す機会なんて仕事以外であまりないし、
友達の話聞いて・何となく興味もあって・・

え？　これバイトでしょって？　あの・そんなこと・・
でも・ダメかな・わかってるんですね。
はい・実はバイトなんですけど・バイトとは言っては
いけないといわれてるんで・でもばれてるみたいですね。
ホントいうと、演技してるの疲れるんです。
優しい人でよかった・バイトってばれて怒られるかと・
ホンネで話していいんですね・よかった。
ホントは、大学生です。２０歳です。
この電話かけてくる人って・すぐ会いたがる人ばかりで・
なんか・怖そうな人や、嫌な人が多くて・
こんな風に・普通に会話できる人珍しいです・うれしい。
ホントじゃないこと話してると・なんかつじつま合わなく
なって来たりして・知らないことも多いし・疲れます。

実は・私まだ経験なくて・バージンなんです。
なのに・聞かれることは・Ｈな話ばかりで・
ホントは何も知らないのに・
このバイト始めて二か月ほどたつんですけど・
実は・今までに一人だけオジサマと同じように
優しい・話しやすい人が一人いました。

その人は、私みたいなバージンの女の子に、いろんなこと
おしえるのが好きみたいで・笑
私も興味ないわけじゃないから・・
いっぱいいろんなこと聞いてしまいました・・笑

だって・キスもしたことないし、ホテルもいったことない
男の人のモノも見たことなかったので・
でも・女友達の中でも、バージンはたぶん私くらいで・
みんな経験してるので、今さらバージンとは言えなくて・
友達にも・経験あるようなふりしてます・・
今さら言うのも面倒くさいから。
でも・Ｈなことに興味ないわけではなくて・・・
恥ずかしいけど・ひとりＨもしますし・興味はあります。
でも・周りの友達がみんな痛かったっていうし・・
臆病なんですね。
彼ができても・そんな雰囲気になると怖くて避けてたし・
だから・いつもフラれてばかりです。
でもさっきの人には・いろいろ教えてもらいました・・。