1人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女の言うこと
今日は高山結……
結衣と初デート
別に僕は結衣を好きなわけではなかった
ただただ、さやかに会うため……
「待った~?」
「ううん。」
「じゃあ、行こっか」
遊園地に来た。遊園地というと良い思い出がなかった
それから僕と結衣は観覧車に乗ったり、ジェットコースターに乗ったりして過ごしているうちに
もう、閉園時間になった
駅へ向かっている途中
「今日は帰りたくない」
「えっ」
僕にはそれがどういう意味かなんとなくわかった
「ホテル行こ」
「でも、結衣はアイドルでしょ」
「大丈夫。だって、雷斗も最初分からないくらい隠してきたから」
「俺は嫌だ」
「あっ。言うこと聞かないの」
「そんなことしてたらいつまでたってもさやかに会えないよ」
「だって、この方法しか雷斗がアナウンサーになるより早いよ」
痛いとこをつかれた
それは自分でもわかっていた
「わかった……」
そういって二人はホテルに向かった
最初のコメントを投稿しよう!