思い出と炭酸水

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渋々自転車にまたがり、またペダルをこぎ初めた。 でも、私が向かっているのは家じゃない... 向かっているのは、貴方の家の方向... 私は言い訳かのように 「喉乾いた...」と一人で呟いてみた。 近くに自販機なんていくらでもあるのに 何台も何台も、通りこし 一番、貴方の家に近い自販機を見つめた。 正直、どうしてあそこに買いに行ったのか よくわからない...
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