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────中級だからといって儲かるわけでもないのか
ふと、少し目の前が明るくなった。顔を上げるとドアから光が漏れているのがわかった。
彼らがその前まで行くとハクがスーツ姿の女性にドアの前で待つように言い、彼は中へ入って行った。
何やら誰かとしゃべっているようだが、耳をそばだてても聞き取れなかった。ただ声の高さから相手が女性だという事だけはわかる。
そして待つこと約5分、ハクが出て来て頭をかきながら手招きした。
彼女はよくわからないまま中へ入って行った。
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