第1話 雅 朱音、高校生

2/4
前へ
/9ページ
次へ
とても爽やかな朝が来た。 雅 朱音(みやび あかね)、今日から高校生。 いつもより早く目が覚めた。 窓の外を見ると小鳥たちが私を見ていた。 私の美しさに見とれたのかしら? リビングへ行くと、お母様が朝食の準備をしていた。 朱音「お母様、おはようございます。」 朱音母「おはよう朱音。早いわね。」 朱音「ええ、高校生活が楽しみで…」 朱音母「充実するといいわね」 お母様はそう言うと、おフランス産のティー…いや、紅茶と言ったほうがいいかしら?を差し出した。 ほんのりと香るお紅茶を飲みながら、雲一つない空を眺める。 朱音「少し不安だけど、楽しみだわ…!」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加