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…そこまで言われたら仕方ないか。
「うん、わかった。それなら、今日のところは留守番して貰うよ」
「えー!?りんはウィンダと一緒が良いのにー」
「鈴、いい加減聞き分けろ。そんなんだから幼女扱いされるんだぞ」
……
「あ…あの、蓮お兄様?」
「どうした、ウィンダ?」
「その……“幼女”は絶対に禁句だとおっしゃっていませんでしたか?」
「へ?」
見れば、鈴の栗色のツインテールがふるふると…
あ、あれ…?
これは不味いことになったんじゃ…
「……おにいちゃんのバカー!!」
「うわっ!危なっ!?ちょっ、待て、俺が悪かったからっ!!ナイフはやめろー!!」
「逃げるなー!今日こそ、2度とりんのことを幼女扱いしないように調教してやる!!」
「んなこと言われたら、誰だって逃げるに決まってんだろー!?」
俺って学習しないな。
痛いほどよくわかったよ…。
けどさ、駄目だとわかっていてもつい言ってしまうんだ。
人間だもの。
…いや、まあ実際は、半分は魔物の血が流れているけどさ。
「……はぁ、そうやってすぐ散らかして…。お二人がぶちまけた物を片付けるのはわたしなのに…」
なんだか本当にごめんなさい…
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