第1章

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人は年齢、性別、財、地位等には関係なく、どこかで誰かに助けられている。一人きりでは抜け出せない困難な状況でも 例えば赤ん坊の笑顔だけで乗り切る勇気が湧いたり。毎日暮らすなかでも食べたり寝たり、それだけのことにさえ他の人が関わっていることに気付いているだろうか。 貴方は守られている。 互いに守りあっている。 それを忘れたものは、心が貧しくなっていく。しかしきっとどこかでまた貴方を守ってくれる、守りあえる誰かが豊かな心を呼び覚ますチャンスをくれるのだ。 貴方は守られている。 しっかりと地に足つけて、時に貴方が誰かを守る。
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