廊下で優雅にティータイム?

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「先輩方、ごきげんよう!」 な、なんだコイツ…。 アロハシャツにグラサン、ビーチサンダルという季節的にまだ早いと思われる格好で見るからにチャラそうな男が突然やってきた。 「ゆりちゃん、おはよー。その格好、まだ早くないかしら?」 「櫻澤君、遅刻です」 「おはー」 「なんだ、事件に巻き込まれたのではないのか」 この人達、スゴい。 こんな格好の人見たら、普通の人は驚くハズなのに、ね…。 この人達は驚きもせず、冷静に対処してる。 「つい鏡を見てしまって…。朝から俺ってどうしてこんなにカッコいいんだろうと鏡の前でうっとりしてたら遅刻しました☆スミマセン☆」 「あたしの予想あってたみたいね」 「全く…」 うわー。 うわー。 超ウルトラナルシスト来たー! 鏡の前でうっとりしてたとか何!? スミマセン☆って絶対に反省してないだろ。 「先輩、なんで、廊下でティータイムをしてるんですか?」 俺も聞きたいです。 てか、この集まりって何? 「実は、部室で爆発しまして…」 えええっ!! 部室で爆発したってどういう事!? で、ってどういう事!? テロですか! 「また、たかみい先輩ですか?」 「またとは失礼ですね。私ではありません。あと貴美のあとに「い」をつけないでください」 またって何!? 前に爆発させてるの!? たかみい先輩とかキ◯ィちゃんみたいなあだ名をつけるな!
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