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「じゃあそのコネで行く学園には何処から通えばいいんだ?」
「コネって言うなよ!えっと、学園は全寮制だからそこから通えばいいぞ」
「わかった。いつからだ?」
「明日からだ」
は、明日?
「明日!?」
「おうっ!だから今日は早めに寝とけよ」
ガハハハと笑いながら言われた
マジムカつく!!
帰ってきたばっかだったからわかんなかったけど、そういえば今の時間は何時だ?
「おい、今何時だ?」
「ん?もう11時位だぞ。明日8時に学園長室に行かないとだから早めに寝ろよ」
なに!?
そういえばさっきから左腕が重いと思ったら、ミルが腕を抱きながら立って寝ていた
立ちながら寝るってどんだけ眠いんだ…
まあずっとあの修行を受けていたらしょうがないかな
「じゃあ俺も寝るとするよ」
そう言って俺は自室に行きコーヒーを飲んだ
俺は昔からコーヒーで眠くなくなるということが一度もない
コーヒーを飲み終わるとベッドに寝転び、明日について考えた
学園には6大貴族にミルの妹(修行の時ミルから話を聞いた)、それにあの憎き光がいるだろうな
憂鬱だな…と思いながらいつの間にか深い眠りについていた
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