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-3日目-
なんだか目覚ましよりも早く目が覚めた。
ぼーっとしてる頭に浮かんできたのは、昨日の「諒」
まあそりゃあカレカノ風バイトだけどさ・・・
慣れてないんだよなぁ。ああいうの・・・
諒は慣れてるんだろうけど・・・
学校いこー。
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「みーゆちゃーん」
「!?誰!?」
そんな呼び方するの誰??
うわっ。
後ろから飛びついてきて腰に手を回すとかやめてー!
「ちょっとー!美紀危ないっての。なんて声だして呼んでんのよ」
「だってぇー。私の美優ちゃんの腰に手を回した奴がいたからさー」
うっ。
「あれはー………」
「わかってるってー。でもね、ほら、後ろ見て!」
後ろを見たら、あの子がいた。
じっとこっちを見てる。
「なんかやばそうね・・・」
「でしょー。だからわざとやったのよ。」
なるほどね。
美紀らしいっちゃあ美紀らしい。
「ってか美紀。誰だかわかんないような声だったけど?」
「えっえへっ。そぉ?」
それよ。それ。
甘ったるい声。
「これは普段彼氏の前でしかつかわないけどね。えへっ」
はいはい。
そーなのね。
「普段の美紀のまま好きになってくれる人のが楽じゃん。あんたかわいいんだし。」
「いいのー。別に無理にだしてるわけじゃなくて、好きすぎて緊張して、さっきの声になっちゃうの」
はいはい。
そうなのね。
私にはそういう経験ないしね。わからんわ。
午前中の授業は・・・・
さらっと終わった。
天気もいいから、美紀と中庭でランチ。
いつものように中身とりかえっこしたりして、リラックス時間。
この後部活かぁ。
今日は諒から連絡ないなぁ。。。
土曜日休みだって言ってたから、何してるんだろう・・・
「美優聞いてる??」
はっ!
「あ、ごめん。何」
「やっぱり聞いてないし。。。諒くんのこと考えてたでしょー?」
どきっ
「いや、別に。何?」
「何って、今日の部活のことだよ。」
あー部活。いかなきゃ。
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