-2人の時間-

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- 4日目 - - 諒 - 日曜日。 何にも予定ないし。 1週間がっつりバイトって言ってあるから、誰も誘ってこないし。 美優も休みでいいって言ってたし。 誰ともいない日なんていつぶりだろう。 放課後学校にいないから、告ってくるやつもいなかったし。 久々ゆっくり家で飯でも食うか。 2階の部屋から出て、階段を下りた。 あーいたいた。リビングに母親の姿が見える。 「腹減った」 「あんたいたの?」 そんなもんだよなー。 「オムライスくらいしか出来ないわよ」 「うん。大盛りで」 「はいはい。」 久しぶりに家での温かい食事。 - 5日目 - 月曜日 - 6日目 - いつものように迎えに行って、いつものように帰る。 それも明日まで。 この1週間、なにげにいろいろあった。 明日で終わって、すべて解決するのか? あの子。諦めたとは思えねぇし。 美優をみたら、下を向いて歩いていた。 「なぁ。明日どうする? 」 「・・・明日・・・」 「どっかいこ」 「うん。」 それだけで会話が止まってしまった。 なんだか元気ないな。 んー。笑わせるネタもねぇし。 こいつ大丈夫か? 「じゃ、明日は駅でまってるから。」 「え?どこの?」 「東口」 「間に合うの?」 「あぁ、問題ない」 「うん。わかった」 「おやすみ」 「おやすみ」 明日か。。。 最後だし、午後は学校サボるつもり。 じゃないと、さすがに駅に間に合わない。 サボるってばれたら、あいつは絶対怒るだろうし。 でも着替える時間ねぇなきっと。 ま、いいか。
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