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「…でけぇ」
一言、そう言うしかなかった
男の名前は、北城 瑠衣
訳あって流楷学園に編入してきた
目の前にそびえ立つのは、異次元のような建物
そう、まさに【城】
「ここほんとに学園か?」
見たこともないような大きさの敷地を目の前に唖然とする
「とりあえず、どうやってこの門通ればいいんだ?」
自力で開けることはとても出来なさそうな門
乗り越えることを考えたが、やはりめんどくさい
すると、門の横から聞き覚えのある声がした。
「瑠衣?やっと来てくれた、随分と遅かったね?」
インターホンを発見
その隣に小さい、一人用の扉があった
「こんなでかい門何に使うんだよ」
「車通るときとかは使うよ?とりあえず入っておいで」
森に佇む大きな城
「こんな所見たことねーよ…」
一言呟き、中に入った
、
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