4235人が本棚に入れています
本棚に追加
シルクの白に映えるのは、桃色に染まっていくユーリの白い肌。
指を合わせから侵入しただけで、ドキドキ身体中で反応してくれる。
「ソファは……嫌です」
シャツにしがみついてそう言われてしまえば、そのままベットに連れ込みたくなる。
でも。
「いいの?」
「っ――いちいち聞かないで下さい」
恥じらうユーリに触れるか触れないかの優しいキスを身体に降らせながら。
「俺で感じるユーリが見たいんだけど」
ユーリの腕を首に掴まらせて、抱き抱えるようにベットに運ぶ。
そのまま眼鏡を外しネクタイを緩めていると、それを見上げるユーリの瞳は切なげだった。
「……最後まで、ですか?」
期待するような、怯えたその瞳に、抑えられなくなる。
「――したいけど、誰か帰って来たらユーリが困るよね?」
そう尋ねたら素直に頷く。
「だったら今夜の続きは……」
週末に俺の家でしよう?
最初のコメントを投稿しよう!