第6話水星のボス【マーキュリー】

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 この世界では結構なダメージでの死亡や条件にのっとる死亡だと消滅する。  ただし半殺しや、ゆっくり殺したり、もがいたりしている場合は体の消滅はおこらない。  そこの違いはおそらくそうでもしないと死んだらそく消滅だとモンスターから素材が取れないという残念性というものがあるからだ。  だが詳しいことは知らずともそれがこの世界の理であり理屈なのだ。  2人が目の前の偉丈夫を見据える。  そこにはジャンヌダルクとアレクサンドロス大王が立っていたのだから。 「は、はは、こりゃ一本とられたよ」 「そうともいうねぃ、船長、これは逃げるにかぎるが」 「「にげられないわな」」  2人は走り出す。  大きな敵に向かって。 「待て」  とアレクサンドロス大王がつぶやいた。  その殺意は尋常じゃならないもの、  その殺意と王という気迫により、  スカイとゴッドデスは後ろに下がった。  そして体という体の毛穴から汗がだくだくと流れていく感覚が分かるのだ。
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