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『朝姫さん…だっけ?』 『えー?誰?』 『ほら、端の席の地味な子……いるじゃん?』 『あぁー!!あの子ね、』 『何も話さないよね、いつも本読んでるみたいだし、話しかけずらいっていうかぁー…』 『関わらないでっていうオーラ出してるもんね、』 『わかるわかる、こわぁーいw』 『ねぇーw』 派手めの女子達の会話が聞こえてきた。 たぶん、同じクラスの子達。 "端の席の地味な子" たぶん、私のこと。 もしかして、また、いじめられる……? また…、嫌な思いをしなきゃいけない……? そんなの、やだ。 こわい。 私は、女の子達がいなくなったのを確認し、ある場所へ向かった。
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