第7話

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男は仕事で疲れ果て、一人暮らしの祖母の家に女を連れ込み女性と一緒に寝ていた。 パート1 水曜日の朝、午前3時 「あら、朝の3時もうこんな時間。」 「そんなの気にするな、台風のせいで今日は仕事は休みだ。」 「そうね、大型台風が来てるし。」 「今日はどこにも出掛けないだろう。」 「二人で映画見たらいいのにね。」 「パチンコがいいよ。」 「いつも負けてるくせに。」 「ところでここ誰の家。」 「俺のばばあの家。」 「えーおばあさん。 あなたおばあさんがいたの。」 「痴ほう症と認知症のばばあがね。 ここは親父の実家でいつかはこの家は俺の物。」 若い二人は畳の部屋に布団を敷きそれぞれに顔を向かい合わせ話し合いをしていた、 外は雨でホテルに宿泊する金などの持ち合わせなどなく祖母の家に二人は転がり込んだ。 祖母の家は板造りの雨戸で雨と風の音でさらに雨戸は施錠は出来なかった。 「実はこの家、前の持ち主が居て新興団地に家を新築したんだ。 うちではこの近くの借家に住んでいたんだ。」 「まあそうなの。 払い下げてもらったんだ。」
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