転生…ねぇ……

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死「我はタナトス。死神だ」 ……一人だけ、異教の神じゃん。ギリシア神話の、死神じゃん。 つか、堕天使と熾天使に、死神 って、どういうトリオだよ……。 ルシ【確かになwwww】 天使→ミカ「あ、それより、何が起きたか説明要りますか?」 藍(コクリ) 要るでしょ?要らない人、居るの? ミカ「解りました。では話しますね。 私達の世界"ヴリル"で勇者召喚があったのですが、それに巻き込まれたのは、理解できますね?」 藍「うん…」 あの魔法陣が、証拠でしょ? ミカ「その勇者召喚の魔法陣なのですが……」 死神→タナトス「本来は一人、予備枠含めても二人までしか運べないのだ」 ミカ「はい。それで貴女が弾かれたのです」 ……ハズレくじを引いてしまったのね……。 どの道、付いて行けなかった、訳だ……。 タナ「ほっとくと邪神復活とかに使われかねんからな。我が回収して今に至るのだ」 ……それは……、個人的にも、世界的にも、大問題だね……。 利用されるとか、嫌だし……。 ミカ「はい。そこで貴女には2つの選択肢があります。 一つは輪廻の輪に入り、人生をリセットする事。 もう一つは、記憶を消さずに違う世界で第二の人生を歩む……所謂転生です」 転生……ねぇ……。
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