第1話

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見えた~!あれっ?部屋の明かりがついてる。 ん?もう帰ってるのかな。 毎日日付が変わるくらいじゃないと帰ってこれなくて、疲れがとれないよ、とボヤいていたのに。 私と同じでたまたま今日は早く終わったのかな それならラッキー!神様ありがとう。 いや待て。そんな都合のいい偶然なんてそうそうあるもんじゃない。 もしやどこか具合悪くて早退したのかな 急に心配になってあと100メートルの距離をマジになって走り出した。 エレベーターに飛び乗り5階を押し扉が開くと同時に廊下に飛び出し、早歩きで彼の家のドアの前に到着。一応ピンポ~ンと鳴らしてみたけど応答無し。 持ってる合鍵で鍵を開ける
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