第1話

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佑、ビックリするかな。 でもきっと喜んでくれるよね。 なんたって、もう3ヶ月も会ってない。 電話も時間帯が合わずに声も聞けず、メールでも最近じゃ『おやすみ』くらいしか会話してない。 いくらお互い忙しいとはいえ、もういい加減佑が足りない。会って顔見て声聞いてギュッとして欲しい。 だから私は今にも踊りだしたくなる程に浮かれた気分で彼のマンションへ向かっている。 サプライズで夕ご飯作って彼の帰りを待ってようっと。 手に持ってるスーパーの袋の中には彼の大好物のオムライスの材料が入っていて、私の浮かれた気持ちに便乗してブンブン小躍りしてる。 彼の家まで駅から徒歩10分。あの角を曲がればもう見える。嬉しくてつい小走りし始めてしまった。
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