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今度の転移はちゃんと床に足がついていた
「理事長!居るかっ、痛ぇ!」
グリムに続いて理事長室に入ったらグリムがハリセンで叩かれていた
「グリム……ちゃんと敬語使いなさい。OK?」
「すみませんでした」
「よろしい……でその娘は?」
「わた、」
「彼女はキリシマ・ユウナどうやら遭難者のようです」
私が答えようとしたらラヴィが先に答えてしまった
てか遭難者って……
いやそうなんだけどさ……
「遭難者ねぇ……行くあてもないなら転入って形で入学させるけど?」
早っ!もっといろいろ話すのかと思った
「……それでお願いします」
「じゃ転入試験するよ……っていってもデータ記録だけどね。ついてきて」
―――――
――――
―――
――
「ああ……そういえば自己紹介がまだだったわね。私はリリーラ・マクスウェル。みての通りこの学校の理事長をしているわ」
「はいこれ」と渡されのは小さな水晶だった
「これは?」
「それで貴女の魔力を調べるの。魔力をこめてみて」
「は、はい!」
適当にやったら水晶が割れた
…………………………………
「すいませんでしたぁ!」
音速を超えるスピードで謝った
まさか割れるとは思ってないんだもの
「い、いいのよ別に。それよりもこれを見て。そこの隠れてる三人も」
理事長が言うと物陰から彼らが出てきた
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