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「それで……グリムその娘はどうしたんです?」
グリムに連れられ乗った馬車にはグリムの他に男女一人ずつ
今喋ったのは手綱をひいてる男
「拾った」
私は猫のような何かとして扱われてるようだ
「まぁいいでしょう……名前は?」
「あぁ……ってエルシィ何してんだ」
エルシィと呼ばれた女性はなぜか視界にいなかった
と思ったら後ろから抱き着かれた
「この小動物みたいな動き……可愛い」
「え?」
ただの挙動不審なんだけど……
ほら、知らない人しかいないからさ……
「怖くはしない……優しくする……」
強めの力で押し倒された……
ここから始まるのはあれだよね……
「突撃……!」
はいこれも定番!?
全力スキンシップ!
って激しっ……ちょっ……まっ
―――――
――――
―――
――
「楽しかった……」
「うう……お嫁にいけない……」
途中グリムに助けを求めたものの
諦めろって顔をされた
「エルシィやり過ぎだ」
「だって……羨ましい……」
エルシィが私の胸元をじーっと見つめてくる
「あんなに大きいの……ずるい……」
と言いながらエルシィはまた迫ってくる
「ひ……貧乳はステータスだよ?希少価値だよ?」
「巨乳も希少価値……」
また突撃されそうになったが……
「エルシィやめろ着いたぞ」
「そう……」
エルシィは明らかにしょんぼりしている
「うちの変態が申し訳ありません」
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