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そして。
「あいつが噂の?」
「そうそう
笑えるよねー!」
「今時そんな馬鹿、いるんだね」
「貴重だよねー
希少価値ってやつじゃね?」
「ちょ!大事にしないとじゃん?
今時いない純情なイケメンを今のまま育む感じでさー」
「育むとか!
親なの?親なの俺ら!」
「ほら、飼育員的な!」
「ま、いらないけどね」
「だよねー」
やっぱり、こうなった。
クラスメイトだけじゃなく。
学年中で笑われてた。
俺は、1人になっていた。
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