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ーあなたは運命という言葉を信じますか?ー
人は誰もがこの矛盾した世界の中でいきつづけている。目の前にある現実を全て受け入れ、矛盾の無限ループに迷い込んでいることなど気づきもしないだろう。気付いてしまったら酷くこの世界が嫌にことになる。
あなたにはその覚悟はありますか?
~第一章 迷い猫~
雲一つない大空に春の風とともに花びらが舞い散る。
「あなたのことが好きなんだ。」
私は始業式の日にふられてしまった。”君とは付き合えない”そう言われた瞬間速かった鼓動がピタリとゆっくりになり、別のモヤモヤした感情が表れた。言いたいことは全部伝えたのに何でだろう。
香菜:「汐梨、昨日どうだった?」
「フラれちゃった。応援してくれたのにごめんね?」
あんまり触れてほしくないなぁ。
つづく→
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