プロローグ

4/4
前へ
/625ページ
次へ
「ルームシェアってお互いに初めてなことばかりですけど、めげずに頑張りましょうね。何事も経験ですもの。あ、学にはきつく言いつけてありますから、朝子ちゃんの身の安全は保障しますわ。だからそんなに緊張しなくていいのよ?」 は、はいー!? わたしは驚愕のあまりうんともすんとも発言できず、本革高級ソファの上で石のように固まるだけしかできなかった。 かくして、なんとわたしは桜咲く新生活をあの玉岡くんと一つ屋根の下で過ごすことになったのです。
/625ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加