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屋上のまん中に寝ていると、突然頭の方から声が聞こえた。
声のした方に向き、姿を見た。
そいつは20歳前後だろうか。髪は腰ぐらいまであって白く、眼は赤い。肌は黒く、無駄な筋肉がついていなくて、身長も180㎝ほどあり、顔つきも格好いい部類に入るのではないだろうか。
翔「人間……ってわけではないな。」
?「察しがいいな。そうだ、私は人間ではない。」
翔「じゃあ、何者なんだ?ドアに鍵をかけたのに開けた気配すらない。」
?「ふむ、どうやって来たかと言われればまぁ、空間を曲げてきた。そして私は“死神”だ。」
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