89人が本棚に入れています
本棚に追加
◆ ◆ ◆
その後は自分でも驚くほどスムーズに進んだ。
電話を切ったあと、陽太はすぐにメールを送ってくれた。
ダンススタジオの連絡先が書かれたメール。
亜里沙はためらうことなく電話をした。
緊張はしていたが、もう躊躇はなかった。
行動しなければ何も始まらないから。
そして……。
その日のうちに面接へ行き、なんと採用が決まった。
「採用したい」と言われたとき、亜里沙の心に迷いはなかった。
最初のコメントを投稿しよう!