第1話

2/2
前へ
/2ページ
次へ
ーピピッピピッ 殺風景な部屋のなかで けたたましい目覚まし時計のアラームが 鳴り響く。 「んー、」 寝ぼけた状態で うるさいアラームを止め 上半身を起こす。 「ねむっ」 リビングでは お母さんがバタバタと騒がしい。 『ユキーっ!! 起きたのー!?』 あーもう。 うるさいなぁ。 「起きてるよ、うるさいな」 学校、、 行きたくないー。 神崎 ユキ それがあたしの名前。 大学に入学して 1ヶ月で ほとんど学校さぼりがち。 こんなこと お母さんにバレたらやばいけどね。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加