いきなりです

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――神様説明中―― 衝撃の事実発覚後、自称神からさらなる衝撃の事実が俺達を襲った 要約するとこう ・トラックの激突は自称神様の不注意による事象の辻褄合わせ。俺達の寿命を誤って無くしてしまい、そのせいで現世に影響が出た ・普通ならこのまま死後裁判とやら(俗に言う閻魔様のいる所)に行くが、イレギュラーな死に方だったので自称神様が自ら魂を回収し、ここに形を与える ・そこまでがさっきの状況で、簡単に言えば自称神様のせいで俺達は死んだ と…こうなるわけだが… 「淳平、春樹。捕らえろ」 「「了解」」 俺の合図と共に淳平と春樹が同時に動き、自称神の腕を掴んだ 「速ッ…」 「……一撃だ」 「一撃………?」 「あぁ、一撃だ。先に伝えておこう…神だかなんだか知らんが…貴様に防ぎ切られる程俺の拳は脆くない…ふんっ!」 一歩踏み込み、渾身のボディーブローを奴の身体に叩き込んだ その結果、奴の身体は淳平と春樹のホールドをぶち抜き、後方へと吹き飛んでいった 「いまいちだ」 「悠一、お前のせいで腕が痛い」 「本当だよ~手加減くらいしてほしかったんだけどね~」 あぁそういえば自己紹介してなかったが、俺の名前は黒木悠一、フリーのカメラマンではない。ただの高校生だ ま、異常な姉や異常な父に鍛えられたお陰で高校生としては多少カンストじみたスペックをしてるがね 「いてて…おかしいな…人間の魂がここまでの力を持ってるはず…」 「煩いぞ黙れ劣等、他人を理不尽に殺しといて謝って済むと思うなよ」 軽く腕を回しながら身体に異常がないかチェックする。うん、嫌な位に好調だ 「ちょ、ちょっと待って!何もこのまま成仏してくれとは言わないから!大丈夫、生き返らせる事は十分に出来る!」 「ほう、なら今すぐに生き返らせて貰おうか」 「いやあの…えっと…生き返らせるって言うのはね、そう難しい事じゃないんだけど…君達の世界に再び生き返らせるとなると色々不都合があってね…」 「あぁ!?」 「待って!最後まで話を聞いて!君達の世界には生き返らせられないけど、別の世界になら出来るんだよ、一応僕が管理している世界は幾つかあってだね…」 「ながったらしい説明を聞くつもりはない。答えを簡潔に言え」
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