その国、伝説
2/4
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
4ページ
見渡す限り広がる砂は、飢えと渇きに支配された男の心をへし折るには、充分すぎる景色だった。 男は砂を踏みしめ、空を見上げた。 空では相変わらず体力を持て余した子供のように、太陽が凍てつく陽射しを降り注いでいた。 もう何年も雨どころか、雲さえ見ていないな と、男は思った。 雨さえ降れば俺は死ななくてすんだのかな… 男は歯を噛み締め その場に倒れた。
/
4ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!