迷子の彼女

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『着いたよ、ここは静かで今は誰も居ないから安心して』 僕は、彼女を公園のベンチに静かに下ろした。 彼女は、初めは少し怯えたように辺りを見回したが自分達以外、誰も居ない事を確認するとすぐに笑顔になった。 『・・何だか、静かでいい場所ね』 彼女は、安心したのかベンチで背伸びをしながら言った。
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