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鈴「それじゃこのコインが落ちたら試合開始だ、殺すつもりでかかってきていいよ?防死結界張ってあるから遠慮無く来るがいい!」
キィィィンと甲高い音がして銀貨が宙を舞い、ゆっくりと落ちてくる
チャリィンッ
D男子1・2・3『フレア・ジャベリン』
D女子1・2・3『アクア・ジャベリン』
D男子4・5・6『サンダー・ジャベリン』
D女子4・5・6『ウィンド・ジャベリン』
D男子7・8・9『ライト・ジャベリン』
D女子7・8・9『ダーク・ジャベリン』
鈴「『シールド』」
キュガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
全方向からの各種属性の中級魔法を放ってきたか、それも下手に動けないように少し時間差を置いてでの攻撃、脳筋集団かと思ったがそうでもないみたいだな
D男子1「やったか?」
鈴「残念、ソイツは生存フラグだ、フンッ!!」
右手に魔力を纏わせた部分強化で周囲をなぎ払う動作をする、それだけで地面がえぐれ、10人前後のDクラスの人間が宙を舞った
ウォル「相変わらず桁外れだな!」
鈴「そりゃ君たちの先生やるんだ、半端でどうする?」
ウォル「違いない!オラァ!」
前に戦った時には装備していなかった魔武器と思わしきブロードソードを振り下ろしてくるのを土属性で強化した右手の手刀で受け止めていなす
ウォル「マジかよ!?切れ味増加の効果も効かねぇのか!?」
鈴「んなわけない、純粋に効果を上回る密度の属性強化をしてるだけだ」
ウォル「クソ!まだまだぁ!」
時折フェイントも混ぜながら相手は剣、俺は手刀で切り結ぶ
衝撃波も周囲に飛び交っているからか、誰も俺達に近づいてこない
鈴「だいぶ腕を上げたね」
ウォル「伊達にあんたを目標にしてないからな!」
鈴「なるほど!」
周囲の観察をしながら切り結ぶが周囲は完全に置いてきぼりを食らっている・・・と思ったんだがよく見たら立ったまま気絶してた
なんでだよ
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